健康づくり体験談

健康づくり体験談

過去の体験談
平成25年8月15日〜9月17日に募集したものの中から、ご紹介いたしております。
私の小さな健康法 さくら市 高野 いすず様(76歳)
私の幸せは、生活の中にちょっとした健康法を取り入れ、一日が終わったら「ああ今日も一日何事もなく快適に終わって良かったなあ。」と実感することです。朝起きて水を2杯、これは快便のため。朝食は納豆・生卵・鰯を欠かしません。食後、皆で10分間のテレビ体操。録画しておくといつでも出来ます。
8時頃よりはグランドゴルフです。グランドゴルフは人にやさしく自分に厳しくをモットーに、仲間づくりと体力の維持に励みます。グランドゴルフは技術の面でも日々考え実行し、それが成果として表れた時の喜びは最高です。グランドゴルフは上達すると、いろいろな大会に出場でき、他県・他市町の方々と交流する機会が得られます。仲間と談笑し、時にはお料理のレシピなど、色々な知識を学びます。その上、平均毎日4千歩は私には最適で、血流が良くなる為か、肩や腰、足の痛みを忘れる事が出来るのだと思います。 帰宅後は夫とお茶の時間です。夫は好きな野菜作りに専念し、米・野菜・花が整然と植えられた田畑はとても美しいです。午後の昼寝を30分程。6時頃、季節の野菜たっぷりの料理で夕食です。入浴後には、テレビを見ながら、体の衰えている個所を重点的に動かします。時々肩や膝が痛む事がありますが、ストレッチをすると、明朝痛みはありません。9時には寝ることにしています。
他にはニンニク、熱中症予防には梅酢などを意識して摂るようにしています。
日中運動をすることにより、夜はよく眠れます。快食、快眠、快便、これを目指して日々楽しく暮らしております。
私ども二人は体を動かす事が好きです。好きな事を無理なく楽しくやり、お互いの事はあまり干渉せず、ある面では協力し合い、楽しく一日を終える事が、体力的にも精神的にも最高なのだと思います。二人とも、薬を少々友達にしながらも、生活習慣病になる事もなくいられるのは、この毎日のおかげだと思います。この毎日が「自慢の健康法」です。
Dr.前原のワンポイントチェック!
一日一日を大切にして、感謝に満ちた心構えが素晴らしい。精神的に余裕を持った生活。いろんな事に興味を持つ人柄。適切な運動や、快食、快眠、快便を目指して楽しく生きていく生活。お見事です。
健康は「医食同源」 宇都宮市 植野 篤治様(79歳)
79歳の男性です。75歳の妻と二人暮らし。妻は20年前からリウマチを患い、心臓の持病もあるため、数年前から買い物、食事作りを担当、主夫業に専念している。
初めのころは「どうして男が食事の支度を…」なんてブツブツ言いながらやっていたが、毎日、10数種類の薬を飲み、歩くこともままならず、痩せていく妻を見て、何とか食の面からサポートしようと思い、真面目に包丁を持つことにした。医食同源の実践である。そして決めたのが次の3点。
①毎日、必ず30種類以上の食品をとる。②赤黄青の食べ物を「食の信号機」と名付け、食卓に欠かさない。③同じものが続かぬよう、朝・昼・夜の献立を記録する。以上のことを3年前から始めた。最初は大変だったが、献立作りは頭の体操にもなる。スーパーに行っても楽しみながら必要な物だけを上手に買う。トマト、人参、カボチャ、葉物は一年中欠かさない。3対1の割合で魚と肉も。塩麹を良く使い、ぬか漬けは毎日食卓にのる。食欲をそそるよう食器も時々替え、夏はガラスの器を使用したりする。
はじめのうちは味にムラがあったり、煮方を間違ったりしたが、“習うより慣れ”で、この頃はまあまあの腕前と自画自賛している。体調が悪くてせっかく作ってあげたのに、箸をつけない時もあるが、「おいしい」なんて言われると嬉しくなる。
おかげでこちらも薄味でバランスのとれた食生活で、血圧、肝機能、血糖値はすべて合格点。健康は「まず食から」と自負している。
Dr.前原のワンポイントチェック!
医食同源とは、日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。これを見事に実践して健康を維持されている。まさに健康はまず食からですね。
健康寿命でピンピンコロリン 下野市 我妻 良夫様(80歳)
立秋も過ぎて暦の上では秋に入ったが、今年は異常続きの猛暑日の連続が日本列島を包み込んでいる。誠に老体のみに限らず、誰人も辟易しているのではないでしょうか。
健康づくりの体験ということですが、私は昭和8年生まれで満80歳になります。少年時代は第2次大戦の真最中で食糧事情が厳しく、少ない米に干大根葉、小麦、サツマイモ、栗などを混ぜ、栄養価のバランスはほとんどありませんでした。昭和20年敗戦、そして日本復興と共に社会人としての新しい出発でした。20年前に定年になり、知人から柴犬の子犬をもらい、朝と夕方の1時間の犬との散歩が運動の始まりでした。世に様々な健康器具が無数というほどありますが、使用したことはありません。また、週に一度の公民館でのカラオケ教室で先生から、マンツーマンの発声練習を受け、もう13年になります。これも健康づくりの一環かと思い続けています。
以前、ある本で読んだことがあったが、古代エジプトでは音楽は『魂の薬』と呼ばれていたそうです。また、石橋地区の大松山グランドでのラジオ体操には、4年前から、雨・雪以外は毎日参加しており、これが私の一日のスタートです。ある日のラジオ放送で、「ラジオ体操をやることで体の数百か所の筋肉に刺激を与え、身体全体のコントロールを整える最適の運動である」との話があり、それ以来、ラジオ体操こそ最善の健康づくりと思い続けています。
私の家系は高血圧症なので、私も30年ほど前から降圧剤を服用しておりましたが、最近は血圧も120前後に下がり、薬も5.0㎎から2.5㎎に減り、体調も良くなりました。また、自治会にあっては、パトロール隊を作り、地域の防犯パトロールを毎月続けております。
結びに、①無理なく歩く、②大きい声を出す、③小さな奉仕の心、三位一体で心の健康・身体の健康・社会的健康、「健康寿命でピンピンコロリ」で行きたいものです。
Dr.前原のワンポイントチェック!
無理なく歩く(朝夕の散歩等)、大きな声を出す(カラオケ)、小さな奉仕(防犯パトロール)等、三位一体で健康を維持されている。ピンピンコロリは理想ですね。
継続は力なり 宇都宮市 鈴木 恵美子(75歳)
今年の5月の初旬、後期高齢者医療被保険者証が届き、いよいよ高齢者の仲間入りかと、自分の健康について考えた。周りの友人や知人から「健康だね」とか「丈夫だね」とか言われ、「丈夫だけが取り柄の人間だから」等と言っていたが、75歳を過ぎ、今、改めて自分の健康について感謝している。
通常の生活の中で、
①ストレスをためない。
②食事はきちんと3回、時間も決めて食べる。
③階段を使い、エレベーターやエスカレーターは使用しない。
④睡眠は5時間以上十分にとる。私は熟睡型で、寝たら朝まで起きない。
⑤一日1万歩を目標に歩く。季節により歩く時間は違うが、1時間30分、6㎞を出来る限り毎日歩く。約8千歩、階段13段を10往復も合わせて歩く。
⑥ハイキングクラブに入っているため、週1回程度の山歩きをする。現在はビッグな山は避け、高低差500mから700mくらいで、歩行時間5時間までとしている。
⑦健康を保つため、目標を決め、趣味を持つ。
⑧無理をせず、自分の体調に合った行動をとる。
⑨1年に1回の健康診断は必ず受ける。
最近は無理絶対しない。70歳位までは、連日山歩きをしても、1晩寝ると疲れはとれたのに、今は翌日まで持ち越す。
また、人と接することを心掛けている。独居のため、一日話をしないこともあるので、外に出て人と接触する。趣味を持つことで大勢の人とのつながりを持つ。
65歳頃から四国88か所寺参り、西国、坂東、秩父百観音巡り、熊野古道コース7回すべて歩き、遍路で達成したことが私の現在の丈夫な体の基だと思っている。
「継続は力なり」という言葉を信じ、日々楽しく過ごしている。
Dr.前原のワンポイントチェック!
無理をしない、ストレスをためない、きちんと食事を取る、適当な運動と睡眠、趣味を持ち人と接する。いずれも人生の中で獲得した素晴らしい健康法です。
健康で生きる喜び 宇都宮市 黒後 敏一様(78歳)
私は、今年の誕生日で78歳を迎えました。今日、健康で過ごしている私ですが、60代の時、胃の手術・脳の動脈瘤切除・足の骨折等、そのたびに家族の支え、医師をはじめとする病院スタッフの方々に支えていただきました。特に、家内には感謝の言葉では言い表せないほどの世話を懸けてしまいました。現在では完治して、元気に日々を送っています。
そんな私も80歳を前にして健康で一日一日を過ごすため、気をつけて生活していることがあります。①一日3千歩を目標に歩くこと。②毎晩入浴時に両足を50回揉むこと。③体調が悪い時は無理をせず病院へ行くこと。体も畑の作物と一緒で、気を付けていいないと良い作物にならないことと同じで、体も気を付けていないと風邪をひいてしまったり、あちこちと痛いところが出来て病院通いをしたりと、そのたびに反省をしています。
私の趣味は俳句、旅行、スポーツ観戦です。特に、孫達が今、中学生なので、夫婦揃って大会の応援に行くことが一番の楽しみです。一生懸命のプレーに力をもらい、夢中で応援している時はとても爽快です。
昨年から、宇都宮市地域包括支援センターのご協力のもと、地区の皆さんと毎月、健康教室を開催しています。人中が苦手と言っていた方、体操は苦手だからと言っていた方、近所に居ても会話をしたことのなかった方等、体操だけではなく健康に生活できる話題を提供してくれる時と場であることが、口コミで広がり、楽しみにしている方が増えました。それぞれのペースで、焦らず、急がず進んでいくところがいいところだと思います。
2020年東京オリンピック開催が決定しました。1956年の東京オリンピックの感動は忘れません。私は、家内をはじめ家族や地域の皆さんの支えのもと、健康で7年後のオリンピックを体感したいと思います。日々の健康に対する意識を大切に過ごして生きたいです。
Dr.前原のワンポイントチェック!
いくつもの病気に打ち勝って、体をいたわっておられます。運動や趣味を楽しんでおられます。7年後のオリンピックを体感したい、素晴らしいことです。健康に気をつけてお過ごし下さい。

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