注意!!県内で市職員を装った不審電話情報が、寄せられました。
宇都宮市在住の後期高齢者医療被保険者宅に、宇都宮機構の保険課を名乗る者から電話があり、「医療費に係る還付金が2万3千円ほどある。」と言われ口座番号を聞かれた。
医療機関にそこまでかかっていなかったので怪しいと思い、「息子に聞いてからまた電話する」と答え、折り返しの電話番号を聞いたが、番号も03-5609-4705という東京都の電話番号であったため不審に思い、保険証発行元である広域連合に問い合わせたことにより本件が発覚した。
高額療養費制度で払い過ぎた医療費を還付することはあるが、はがき等で連絡するなど書面で手続きを行うため、電話で口座番号等の個人情報を聞くことはなく、対象被保険者についての高額療養費の還付金も発生していない。
また、宇都宮市の住所の方に、東京から電話があるのもおかしいし、提示された電話番号を調べたところ、役所等の番号ではなさそうなため、折り返しの電話は控えたほうがいい。今後、同じような電話がかかってきても、個人情報は電話口では答えず、心配であれば警察にも相談するようお伝えした。
当広域連合や県内市町において、指定した口座への振り込みの依頼や、電話での個人情報(名前、住所、生年月日、口座番号等)を聞き出すこと、キャッシュカードを預かる行為は、一切行っておりません。また、市町及び広域連合職員は、必ず身分証明書を携帯しています。不審に思ったら、必ず身分証明書の提示を求め、確認してください。
このような不審な電話や訪問者があった場合は、お住まいの市町の後期高齢者医療担当部署や栃木県後期高齢者医療広域連合、最寄りの警察署へお問い合わせください。